アメリカの企業とヨーロッパの企業に違いはありますか?

アメリカ企業は組織を重視している

アメリカ企業は基本的に「UP or OUT」です。そのため組織内で実力を発揮すればどんどん昇進することができますが、一定以上の実力を発揮できないとやめざるを得ません。
人材の入れ替えが多いことから「もし誰かが抜けたとしても誰かが穴埋めをし、組織としての動きをブレさせない」ということがしっかりしており、部下と上司で判断基準が同じになるようなトレーニングがされています。なので部下同士で決めたことが上司によってひっくり返されるということは原則ありません。
この方針は採用活動においてもみることができます。人を採用するときも求めている人物像がかなり明確になっているので、それを理解して就職活動に望むと採用されやすいといえるでしょう。

ヨーロッパの企業は人を重視している

ヨーロッパの国々は福祉が充実している福祉国家が多い影響からか、アメリカ企業のように「UP or OUT」という概念が徹底されていません。そのため「失敗をしたとしても責任を取って辞任させられる」ということは少ないです。
また、ヨーロッパといってもその中にはドイツ、イギリス、イタリア、フランス、スペインなど様々な国があり、それぞれで文化や言語、そして価値観が異なっています。異なる価値観を持った人たちが一緒の仕事をするので各々の人権を尊重しており、企業としても能力や技術よりも人柄やセンスといった「人」の面を重視しているのが特徴です。
それぞれの人が持っている特にな力を発揮してお互いを補い合って組織を運営しているので、組織として大まかな方針はあるけれど細かいところは個人に任せている傾向にあります。